ワークショップについて

きっかけ

このワークショップは Bart Jacobs 教授 (Radboud University Nijmegen) の京大数理研への招聘にあわせて企画しました.彼は著書 Categorical Logic and Type Theory によって理論計算機科学においてよく知られた研究者ですが,同時に Java のプログラム検証に先鞭をつけた LOOP Tool の開発者としても有名です.

テーマ

そこで今回のワークショップでは,

計算機科学における理論と応用の相乗効果
Synergy between theory and practice in computer science
に特に注目したいと思います.より具体的には,
応用面における喫緊の問題に対し,理論計算機科学がどのような数学的解決法を提示できるのか?
Given a pressing problem concerning computers in the modern world, what solution can be derived from our mathematical framework?
既存の数学的理論が,どのような応用的問題に対して活用可能か
Given a mathematical theory, what is its "killer application"?
という理論と応用のインタラクションを促進する場になれば,と思っております.

以上の能書きは,「理論的な発表も,ケーススタディも,さらに問題提起の発表も,全部大歓迎!」と読んでいただきたく思います :-)

キーワード

とりあえずの例を挙げますが,以下に限定されるわけでは全くありません.