博士研究員・特任教員募集

数名の研究員を募集しています.ぜひご検討ください.

We invite applications for postdoc and senior researchers. The candidates will pursue collaboration with Bart Jacobs (Nijmegen), Joost-Pieter Katoen (Aachen), and Sam Staton (Oxford). The positions are for 4.5 years max.

3報の論文が CAV 2023 に採択

ERATO MMSD プロジェクトの研究者が著者となる3報の論文が, CAV 2023 – 35th International Conference on Computer Aided Verification に採択されました.

International Conference on Computer-Aided Verification (CAV) は形式検証分野のトップ国際会議です.CAV 2023 は2023年7月にパリで開催されます.

採用情報

以下のポジションで研究員・プログラマーを募集しています.ぜひ国内からの応募もご検討ください.

関連して,協力して研究を行っている京都大学 五十嵐・末永研究室でも,次の求人があります.

自動運転車の安全性に数学的証明を与える新手法を開発
~論理的安全ルールの効率的導出により自動運転の社会受容を加速~

以下の論文の成果を,NII および JST からニュースリリースしました.

情報・システム研究機構 国立情報学研究所(NII、所長:喜連川 優、東京都千代田区)のアーキテクチャ科学研究系教授 蓮尾 一郎らの研究チームは、科学技術振興機構(JST、理事長:橋本 和仁、東京都千代田区)の戦略的創造研究推進事業 ERATO 蓮尾メタ数理システムデザインプロジェクト(ERATO MMSD、研究総括:NII アーキテクチャ科学研究系 教授 蓮尾 一郎)のもと、自動車の自動運転システムの安全性に強い数学的保証を与える技術とその基礎理論を開発しました。

本研究では、自動運転安全性の数学的証明のための既存の方法論「RSS(責任感知型安全論、responsibility-sensitive safety)」に注目し、その応用範囲を大きく拡大し実世界へ本格展開できるよう拡張した手法「GA-RSS(goal-aware RSS)」を確立しました。形式論理学の知見を用いた今回の拡張によって、非常停止などの目標達成を求める複雑な運転シナリオに対しても、安全性の数学的証明が可能になります。

本研究成果は、2022年7月5日(米国東部時間)に、「IEEE Transactions on Intelligent Vehicles」のオンライン版で公開されました。

リンク

ニュースリリース: 自動運転の経路計画プログラムから危険動作を自動検出する手法を開発 ~細かい指定をせずに、現実的かつ危険な動作を発見する~

以下の論文の成果を,NII および JST からニュースリリースしました.

Generating Avoidable Collision Scenarios for Testing Autonomous Driving Systems. Alessandro Calò, Paolo Arcaini, Shaukat Ali, Florian Hauer, Fuyuki Ishikawa, IEEE International Conference on Software Testing, Verification and Validation (ICST 2020)

進化計算でハザードシナリオを探索する際に,「危ないけれど避けようがない」シナリオでなく,「システムの変更によって避けることができた」シナリオをうまく探索する技術です.

3報の論文が ETAPS 2020 に採択

ERATO MMSD プロジェクトの研究者が著者・共著者となる3報の論文が, ETAPS 2020 – European Joint Conferences on Theory and Practice of Software に採択されました.

  • Juraj Kolčák, Jérémy Dubut, Ichiro Hasuo, Shin-Ya Katsumata, David Sprunger and Akihisa Yamada. Relational Differential Dynamic Logic. 26th International Conference on Tools and Algorithms for the Construction and Analysis of Systems (TACAS 2020) 
  • Takamasa Okudono and Andy King. Mind the Gap: Bit-vector Interpolation recast over Linear Integer Arithmetic. 26th International Conference on Tools and Algorithms for the Construction and Analysis of Systems (TACAS 2020)
  • Satoshi Kura. Graded algebraic theories. 23rd International Conference on Foundations of Software Science and Computation Structures (FoSSaCS 2020)

European Joint Conferences on Theory and Practice of Software (ETAPS) は理論計算機科学分野での主要イベントの一つであり,国際会議4つ(ESOPFASEFOSSACS and TACAS)およびその他ワークショップ等のイベントの集合体です.ETAPS 2020は 2020年4月に,アイルランド共和国ダブリンにて開催予定でした(COVID-19 のため延期).